子育てや日常生活で、つい怒りを感じてしまうことはありませんか?
怒りは人の感情の一つであり、誰しもが経験するもの。
しかし、怒りがコントロールできなくなると周囲への影響や自己ストレスが高まることもあります。
今回は、
人はどんな時に怒りやすいんだろう?
ってことを考えてみようと思います。
そもそも怒りやすときってどんな時だろう?
欲求不満状態が怒りで現れる?
怒りは自分が求めるものが満たされなかったり、
受け入れられない状態など、
思い通りにならないときの欲求不満状態な時
に表れやすい感情ともいわれています。
べき思考が強い真面目さん、
完璧主義の方は怒りの感情を持ちやすかったりします。
プレッシャーやストレスにさらされていると怒りやすい
ストレスを抱えた状態にあると、
脳の一部である「扁桃体」という領域が活発になるそうなんです。
で、そこが活発になることで、感情への反応が増強されることがわかっています。
コルチゾールというストレスホルモンが増加し、感情の制御が乱れ、怒りを感じやすくなるなるんだとか。
心身共にダメージを受けるので、
日常生活での課題や問題を処理する能力が低下し、小さなことでも怒りを感じやすくなります。
ストレスを感じると自律神経も乱れるんだよね…。
自己愛が満たされていないときに生じやすい感情
怒りは自己愛が満たされていないときに生じる感情だという説もあります。
幼少期に厳しく育てられ、「ありのままの自分でいいんだ」と信じることができていない人は攻撃から身を守るための自己防衛の機能として怒りの感情が表れるケースも多いんです。
病気からくる可能性もある
あまりにもイライラがひどかったり、人が変わったように怒るようになった方、
またそれが長く続く場合などは、病気がそうさせている場合もあります。
心配な場合には専門家へ相談してみることをオススメします。
怒りのうしろには本当の気持ちが隠れている?
怒りは第二次感情ともいわれています。
心理学では「怒りは本当の感情ではなく、怒りの奥にあるのが本当の感情である」といわれ、
怒りは深層心理によって引き起こされることが多いのです。
気になる方はこちらをどうぞ。
セルフチェックしてみよう!
怒りやすい状態なのかよかったらセルフチェックしてみてくださいね。
いかがでしたか?
高いポイントだった場合も、今現在そういう傾向があるというだけです。
怒りはみんなが感じるあたりまえの感情です。
問題なのは、その『怒り』の感情を感じることでもなく、表にだすことでもなく、感情に任せて怒りを爆発してしまうこと。
そう、コントロールし適切に表現をすれば問題ないのです!
その一歩として、まずは自分が怒りの感情を感じているという認識を持つことが大切になります。